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VagrantでオリジナルBoxを作成する Ubuntu編

はじめに

開発環境を作成する要件があり、前より気になっていた
Vargrantを使用して、環境構築を行いたいと思う。
VagrantのBOXはいろいろ配布されていますが、信頼性については疑問である。
よって、自前でオリジナルBOXを作成する。
今回は、Ubuntu Server 16.04.2 LTSを使って進める。

準備

  • VirtualBox
  • Ubuntu ISOイメージ ISO
  • Vagrant

仮想マシンの新規作成

以下の設定値で、仮想マシンを新規作成する。

項目 設定値 備考
名前 Ubuntu Server 16.04.2 LTS 自由に
タイプ Linux
バージョン Ubuntu(64-bit)
メモリ 4096 適宜変更
ハードディスク 仮想ハードディスクを作成する
ファイルの場所 デフォルト 適宜変更
ファイルサイズ 256.0GB 適宜変更
ハードディスクのファイルタイプ VDI 適宜変更
物理ハードディスクにあるストレージ 可変サイズ 適宜変更

OSのインストール

Ubuntuなので、preseedで自動インストールを行うのがスマートだが
今回は手動で以下設定値で、インストールを進める。
光学ドライブに、ダウンロードしたisoを選択し、VirtualBoxを起動する。

ネットワークの設定

Teratermでアクセスする為、VirtualBoxのネットワークを変更する。
インストールした「Ubuntu」を選択し、設定メニューを表示する。
NATネットワークのポートフォワーディングルールとして以下を設定する。

OSの追加設定

リポジトリの変更

apt-getの利用リポジトリを日本のサーバに変更する

OSの更新

Vagrant設定

ユーザの作成

vagrantが操作できるようにユーザを作成。パスワードは「vagrant」ととした。

SSHの設定

vagrantで必要なsshの設定を行う。公開鍵が無いとupした場合、エラーになる。

sudoの設定

vagrantユーザがsudoコマンドをパスワードなしで使用できるようにする。

vagrant package --base "Ubuntu Server 16.04.2 LTS"

vagrant box add --name UbuntuSRV16.04.02 ubntu160402.box

vagrant box add box名 boxファイル: ローカルにボックスファイルをダウンロードする
vagrant box list: box一覧確認
vagrant init box名: Vagrantfileの作成
vagrant up: VagrantfileからVMを起動する
vagrant status: 起動しているVM一覧確認
vagrant halt: VM停止
vagrant destroy: VM削除
vagrant ssh: 簡単にSSHログイン出来る