1. TOP
  2. ubuntu
  3. VagrantでオリジナルBoxを作成する CentOS7編

VagrantでオリジナルBoxを作成する CentOS7編

はじめに

UbuntuのvagrantのBOXを作成したが、CentOS7のBOXも作成したいと思う。
基本的にはBOX作成方法は変わらないため、作業時間はあまりかからなかった。
さて、今回は、CentOS7 1611 Minimalを使って進める。

準備

  • VirtualBox
  • CentOS ISOイメージ ISO
  • Vagrant

仮想マシンの新規作成

以下の設定値で、仮想マシンを新規作成する。

項目 設定値 備考
名前 CentOS7 1611 Min 自由に
タイプ Redhat
バージョン Redhat(64-bit)
メモリ 1024 適宜変更
ハードディスク 仮想ハードディスクを作成する
ファイルの場所 デフォルト 適宜変更
ファイルサイズ 256.0GB 適宜変更
ハードディスクのファイルタイプ VDI 適宜変更
物理ハードディスクにあるストレージ 可変サイズ 適宜変更

OSのインストール

CentOSなので、kickstartで自動インストールを行うのがスマートだが
使ったことが無い為、今回は手動で以下設定値で、インストールを進める。
光学ドライブに、ダウンロードしたisoを選択し、VirtualBoxを起動する。

インストール時の設定

  • インストール時の言語:日本語
  • インストール先:パーティション等はデフォルトを使用
  • rootパスワード:vagrant

インストール完了後

SELinux無効化

rootでログインし、以下を実行

設定後再起動

ネットワークの起動

  • インターフェース名の確認

DHCPで接続される

OSの更新

rootでログインし以下を実行する。

Vagrant設定

ユーザの作成

vagrantが操作できるようにユーザを作成。パスワードは「vagrant」ととした。

SSHの設定

vagrantで必要なsshの設定を行う。公開鍵が無いとupした場合、エラーになる。

sudoの設定

vagrantユーザがsudoコマンドをパスワードなしで使用できるようにする。

不要ファイルの削除

rootでログインし以下を実行する。

仮想ディスクの圧縮

コマンドプロンプトで、以下を実行

※今回は1.8Gから1.4GBに縮小されました

BOXの作成と追加

vagrant package --base "CentOS7 1611 Min"

vagrant box add --name CentOS7_1611_Min pakeage.box

vagrant box add box名 boxファイル: ローカルにボックスファイルをダウンロード

vagrant box list: box一覧確認
vagrant init box名: Vagrantfileの作成
vagrant up: VagrantfileからVMを起動する
vagrant status: 起動しているVM一覧確認
vagrant halt: VM停止
vagrant destroy: VM削除
vagrant ssh: 簡単にSSHログイン出来る