Ubuntuの自動更新を停止する
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はじめに
RaspberryPiの起動をSSDから実行している場合、不意なOSのアップデートで
起動しなくなることがあった。基本的にシステムは手動でアップデートをしていたが
OSの設定によって、自動更新が動作してSSDから起動しなくなることがあった。
自動更新停止を1ヶ月運用した結果、OSが安定したのでメモをしておく。
自動更新の停止
Ubuntuは自動アップグレードという機能がデフォルトで有効になっているので、自動的にOSのパッケージのアップデート及びアップグレードを行う。
設定は、/etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgradesのファイルに記載してあり、以下の通りデフォルトで有効になっている。
Update-Package-Listsが1の場合は、自動でパッケージのリストを更新する。Unattended-Upgradeが1の場合は、自動でパッケージのアップグレードが行われるので値を0にすることで無効にする。
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#設定値が1になっているので自動更新が有効となっている。 ubuntu@RAS-SRV:~$ sudo cat /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades APT::Periodic::Update-Package-Lists "1"; APT::Periodic::Unattended-Upgrade "1"; ubuntu@RAS-SRV:~$ |
値を0して自動更新を無効化する。
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ubuntu@RAS-SRV:~$ sudo cat /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades APT::Periodic::Update-Package-Lists "0"; APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0"; |
内容変更後、再起動を行う。