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VagrantでオリジナルBox作成 Ubuntu22.04編

はじめに

久しぶりにVabrantのBoxを更新する。
前回の「20.04 LTS」の作成手順をベースに「22.04 LTS」のBOXを作成する。

準備

各アプリのバージョンは以下の通り。

# 名称 バージョン
1 VirtualBox 6.1.36 r152435(Qt5.6.2)
2 VirtualBox_Extension_Pack 6.1.36
3 Vagrant 2.3.0
4 Ubuntu Server LTS 22.04.1 LTS

仮想マシンの新規作成

以下の設定値で、仮想マシンを新規作成する。

項目 設定値 備考
名前 ubuntu22.04.1_r1_6136 自由に
タイプ Linux
バージョン Ubuntu(64-bit)
メモリ 2048 適宜変更
ハードディスク 仮想ハードディスクを作成する
ファイルの場所 デフォルト 適宜変更
ファイルサイズ 128GB 適宜変更
ハードディスクのファイルタイプ VDI 適宜変更
物理ハードディスクにあるストレージ 可変サイズ 適宜変更

※別途、オーディオを無効化

OSインストール

VMの設定画面>ストレージ>光学ドライブ(空)を選択後、属性よりisoイメージを選択し、VirtualBoxを起動する。

項目 設定値 備考
言語 english
キーボード Japanese
インストールするベース Ubuntu Server
ネットワーク Automatic(DHCP)
proxy (空白) 入力しないが、変更することは可能
アーカイブサーバのmirrorアドレス http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu
ファイルシステム デフォルト値
ユーザ名 vagrant 固定
ホスト名 ubuntu 自由に
パスワード vagrant 固定
SSHサーバ インストール OpenSSHServer
その他パッケージ (選択なし) 自由に選択
インストールするソフトウェア OpenSSH Server 必須

ネットワークの設定

Teratermでアクセスする為、VirtualBoxのネットワークを変更する。
インストールした「Ubuntu」を選択し、設定メニューを表示する。
NATネットワークのポートフォワーディングルールとして以下を設定する。

OSインストール後の設定

コマンドはすべて「sudo -i」でrootとなり実行を行う。

OSの更新

Vagrant設定

SSHの設定

vagrantで必要なsshの設定を行う。公開鍵が無いとupした場合、エラーになる。

sudoの設定

vagrantユーザがsudoコマンドをパスワードなしで使用できるようにする。

timezoneの設定

必要に応じて、NTPも設定する。

Extension_Pack

VBOXのメニューからデバイス>GusetAdditionsCDの挿入

以下の様になれば成功

後処理

不要なlinux-imageパッケージの削除

不要なパッケージの削除

フラグメント解消

BOXの作成と追加

VagrantのBoxを保存するフォルダ内で実行する。

BOXの確認

以下のコマンドでBOXが確認できれば完了