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Chocolateyを使ってWindows10の初期設定

はじめに

通常Windows10にアプリケーションをインストールする場合、Webサイトからプログラムをダウンロードして
セットアップを行ったり、DVDからセットアップを行うのが一般的だが、セットアップする資材が多いと非常に手間となる。

Ubuntuだと、パッケージ管理のaptを使用すれば、セットアップシェルを作成し、自動でインストール出来る。
Widnowsで同様なことをする場合、Chocolateyを使用すれば可能。
少し試してみたが、簡単だったので利用してみる。

必要なもの

# 名称 URL
1 Chocolatey https://chocolatey.org/

Chocolateyのインストール

https://chocolatey.org/installにインストール方法が
記載されているので、手順に従いインストールを行う。

管理者権限でPowershellかcmdを起動

以下コマンドを実行する。

chocolateyのバージョン確認

以下の様にバージョンが確認できれば完了

試しに「ScreenPresso」をインストールしてみる

無料で画面キャプチャをとれる「Screenpresso」をインストールする。

パッケージの検索

ChocolateyのPackage検索で、「Screenpresso」を検索する。

インストールコマンドが表示されるので、Powershellからインストールを行う。

aptのcacheみたいに、インストールしたファイルは、保存される。

インストール後の確認

以下の様に、インストールが完了した。

各ソフトウェアのインストール

screenpresso同様に以下のソフトをインストールした。
サクラエディタについては、インストールオプションを追加した。

パッケージ検索

# 名称 インストールコマンド  分類 メモ
1 SakuraEditor choco install sakuraeditor 多機能エディタ  オプションを指定しない場合
2 SakuraEditor choco install sakuraeditor --params "'/Tasks:startmenu,desktopicon,!quicklaunch,fileassoc'" 多機能エディタ  オプションを指定する場合
3 Google Chrome choco install googlechrome ブラウザ  VMだとlatestにならない
4 Slack choco install slack ツール 
5 7-zip choco install 7zip.install アーカイバ 
6 Visual Studio Code choco install vscode 開発エディタ 
7 Winmerge choco install winmerge ツール 
8 VirtualBox choco install virtualbox 仮想化 
9 Vagrant choco install vagrant 仮想化支援 

VM上での挙動不正

ChocolateyをVMで使用すると、latestのバージョンを取得しない場合があるので
「-y」をつけずに、バージョンを都度確認したほうがよい。
latestのバージョンをPackage検索で確認し、バージョンオプション(--version)を追加する必要がある

latestの調査

以下の様に「packages.txt」に必要なPackageを追加し、Latest調査するPowershellに引数で渡すと、Latestを調べて、インストールコマンドを作成するようにした。